run to the hill

日ごろ思ったことを、包み隠さずズバズバと書いて行きます。

会議のための会議とはなんだ?

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意味のない会議たち

最近、あまり意味をなさない仕事がとても多くて困る

・会議のための会議
・試験のための試験
・計画のための計画

ハッキリ言うと、会議で決めることが出来ないので事前に会議をしておこう。
計画や方針もその場で決めれないので、事前の何度も話し合っておこう。

つまり、根回し的なうち合わせを何度もやって皆で納得して進めなさい、ということである。

たびあるごとに、ちゃんとみんなで話し合ったのか、皆の合意か?そういう発言が上層部から出る。
経営陣は直ぐに決断できないのか?君たちは自分で判断できないのか?

そう言いたくなる。

そんな会議や打ち合わせが年々増加して多くの時間を費やすようになり、実務の進みがとても悪くなっている。

今やスピードアップの時代。国際社会で生き残っていくためには、上層部の素早い決断と、実務部隊の素早い行動が必要である。こんなことをやっていては、事業は乗り遅れ会社は衰退していく。

会社の上層部達に自分で迅速に決断する力をつけるべきである。

 

意味のないシステム化 

 まだまだある。日常の作業の殆どがパソコンでなされ、データ管理も全て電算機によるシステム化が行われている。様々な手続きもパソコン入力が必要で、プロセスが幾つもある場合、一つ一つのプロセスがシステム上で管理され、なかなか前に進むことが出来ない。
例えば、目の前にあるサンプルを出荷する場合、手書きで台帳に詳細を記して後は梱包して終了、ものの30分もあれば送れてしまう。しかし、システム登録をする場合はそうはいかない。すべて番号を付ける必要があり、その番号を採番してからデータを入力し間違いがないか、数人の目で確認して承認作業があり次のプロセスに進む。こんな作業をしていると、目の前のサンプルを送るのに数日は軽くかかってしまうし、多大な人件費がかかってしまう。是ではスピードでもコストでも負けてしまう。

システム化ばかりに頼らず、マニュアル作業を見直すべきである。

時間がなく競争力が低下する

よくこんな声を聞く。
会議ばっかりで、打ち合わせばっかりで、計画を立てる事ばっかりで、昔より仕事が進まなくなった。システム登録の作業ばかりで、リードタイムが昔より長くなった。

全く本末転倒である。何でこんな社会になってしまったのか?